WordPressをSQLiteで動かしている際、当たり前かもしれませんが、通常はDBのファイル自体に直接触れることはありません。私自身はこのサイト「99円でWordPress!」を作成する以前から、SQLiteを何年にもわたってWordPressや、その前はMovable Typeといったブログソフトで利用していますが、特にDBに起因したトラブル等はありませんでした。
ただ、万が一のトラブル時など、場合によってはDBを直接編集したりする場面もあるでしょう。今回はSQLiteのファイルを閲覧したり、編集したりできる管理ソフト「DB Browser for SQLite」を使ってみます。
DB Browser for SQLite について
DB Browser for SQLiteは、SQLiteの管理ソフトウェアとして有名で、定番ソフトのようです。
公式サイトの説明によれば、概要として以下のような説明となっています。
DB Browser for SQLite (DB4S) は、SQLite と互換性のあるデータベース ファイルを作成、設計、編集するための高品質でグラフィカルなオープン ソースツールです。
DB4S は、データベースを作成、検索、編集するユーザーおよび開発者を対象としています。DB4S は使い慣れたスプレッドシートのようなインターフェイスを使用するため、複雑な SQL コマンドを学ぶ必要はありません。

上のスクリーンショットはこのサイトで使っているSQLiteのDB本体のファイルをダウンロードの上、DB Browser for SQLite で読み込んだところです。この画面では、WordPressの本文が入っているwp_postsを表示しています。各エントリーに必要な投稿日や本文等が全て確認できます。またそれぞれ選択することで、右側のウインドウに内容が表示されます。
このとき、編集はせずに閲覧のみであれば、安全のために閲覧専用で開くほうが良いでしょう。
DB Browser for SQLite でできること
さらに公式サイトの説明によれば、このソフトを利用して以下のようなことができるとされています。
- データベース ファイルの作成と圧縮
- テーブルの作成、定義、変更、削除
- インデックスの作成、定義、削除
- レコードの参照、編集、追加、削除
- レコードの検索
- レコードをテキストとしてインポートおよびエクスポートする
- CSV ファイルからテーブルをインポートおよびエクスポートする
- SQL ダンプ ファイルとの間でデータベースをインポートおよびエクスポートする
- SQL クエリを発行して結果を検査する
- アプリケーションによって発行されたすべての SQL コマンドのログを調べる
- テーブルまたはクエリ データに基づいて単純なグラフをプロットする
無料のソフトですが、機能は豊富です。開発者もユーザーも、できるだけ簡単に使用できることを心掛けているため、SQL コマンドに精通していなくても大丈夫とのことです。
上記には記載がありませんが、検索機能に加え置換もあり、正規表現にも対応しています。また、DBとして問題が無いかをチェックする整合性検査や最適化、空き領域の圧縮といった便利なツールも含まれています。
インストール方法
DB Browser for SQLite は公式サイトからダウンロードできます。
ダウンロードして通常通りインストールします。途中、デスクトップへのショートカット追加やスタートメニューへの追加をONにすると使う際迷わず楽です(当方ではデフォルトではオフになってました)。
DB Browser for SQLite の使い道
冒頭にも書いた通り、通常の運用においては、SQLiteのDBファイル自体を扱う必要はありません。使い道としてはDBが破損したり、プラグイン等ではできない大きな修正をしたり、または先述の通り肥大化したDBの改善をしたり、といったことが挙げられると思います。そうした際、DB Browser for SQLiteは非常に良いソフトと言えます。