ロリポップ!の上位サービスであるheteml(ヘテムル)を利用する機会がありましたので、性能比較をPHPのベンチマークスクリプトで実施してみました。
CGI版とモジュール版での差
当サイト「99円でWordPress!」で使っているロリポップ!のエコノミープランと、その1つ上のライトプランでは、以前ベンチマークしたとき、PHPの性能においては、ほとんど全くと言って良いほど、性能差はありませんでした。状況や利用するプログラムにもよるとは思いますが、当方では残念ながらCGI版とモジュール版での差が感じられませんでした。

ロリポップ!が格安のエコノミープランから、月額 2,200 円〜のエンタープライズまで、幅広い料金ラインナップとなっている一方、ヘテムルは契約期間の違いのみで、プランは1つだけとなります。36か月の長期契約であれば、月額1,100円(税込)となります。これは金額的にはロリポップ!におけるベーシックプランの2倍、エンタープライズプランの半分という、ちょうどその間に位置するものとなります。
ただ、容量(SSD)は500GBと、エンタープライズプランの半分ではありますが、1ヶ月の転送量が40TBと制限があり、エコノミープランですら転送量が無制限のロリポップ!に加えると若干中途半端な面もあります。
大きな違いはメモリやCPUといった物理的な部分
ヘテムルのサイトには以下のような記載があります。
ハイパフォーマンスを支える高性能サーバー
国内最大級の大容量・高速バックボーンに接続されたサーバーは、大容量256GBメモリ/Xeon32コア以上のCPU搭載。ストレージにはSSDを採用し、快適なデータアクセスを実現しました。さらにRAID構成+バックアップによりサービスの安全性を高めています。
ロリポップ!のサーバー仕様のページには、サーバー自体の物理的な仕様についての言及はありませんが、ヘテムルにはこのように、スペックをアピールする記載があります。このあたりは、あえて差をつけることで、アピールしているのだろうと思われます。逆にこの言及が無ければ、ほぼロリポップ!のランナップの一つとして変わらず、存在意義があまり感じられないサービスになってしまうでしょう。
サーバーの性能差が感じられる結果に
今回も前回同様、1から1,000,000までの素数の個数をもとめ、これを10回繰り返し、平均を求めるPHPのベンチマークスクリプトを利用しました。どちらのサーバーもPHPはバージョン8.2系です。
その結果、ロリポップ!よりも約70%性能が高いことが分かりました。大容量256GBメモリ/Xeon32コア以上のCPUといったアピールに見合った性能をしっかり有していることが分かりますし、コストパフォーマンスも非常に良いと思いました。
※PHPの実行時間はサーバーの負荷や他のプロセスによって影響を受ける場合がありますし、特に共用のレンタルサーバーでは、その影響も大きいと思われます。あくまで参考程度です。
いかがでしたでしょうか?何かの参考になれば幸いです。![]()